居心地のいい空間づくり

こんにちは、インテリアコーディネーターを担当しております田村です。

 

今回のコラムの前に、自己紹介がてら少し前書きを‥

私は元々、家電メーカー勤務→グラフィックデザインの仕事に携わっていましたが、不思議なご縁でTOIROに関わることになりインテリアコーディネーターの資格取得して現在に至ります。

(余談ですがTOIROのロゴマークはコンセプト案からデザインさせていただきました。)

 

私自身の経験で、マイホームを建てて、内装設備などで良かったところ、もっとこうすれば良かったなぁ‥と思うところがあります。ちなみに弊社に入社前でしたので、某工務店で10年前に建てました。

主人が大工としてお世話になっている工務店で、有無を言わずしてです^^;

打合せの窓口は男性の営業さん(一番偉い方!直々)で、インテリアコーディネーターを担当する方はいませんでした。

基本「どうしますか?」と言った施主任せスタイルで、分からないので提案してほしいとお願いすると「ん?ちょっとちがうかなぁ‥」と思う提案が出てたり、一生懸命説明をしてもなかなか意思疎通まで至らず‥。自身で分厚い部材カタログを隅々まで目を通し、時には直接メーカーにプランの相談をしたりすることも。

結果、それはそれで納得いくモノになりましたが、当時3歳と1歳足らずの娘の子育てをしながら、なんとも大変だった記憶が残っています。頭を使いすぎて、お正月に人生初のインフルエンザにもなりました‥。苦笑

(↓そんな我が家のリビングと外観を少しだけ‥)

過去の経験からも、私の様な思いをせずとも、「TOIROでお願いして良かった!」と思って頂けることがモチベーションになっています。

1言えば10理解してくれるインテリアコーディネーターを目指して日々勉強、情報更新!常に進行形です^^

 

そんな私から、今回はインテリア(内装)についてお話したいと思います。

 

「家」は毎日の生活をおくる場所。

その場所を快適な場所とする要素として、インテリア(内装)はとっても重要なポイントです。

〔外観、エクステリア(外構)については、別の機会にお話ししていきますね。〕

 

インテリア(内装)におけるパーツは大きく分けると、

床、壁、天井、建具、照明、水回り設備、窓装飾のウィンドトリートメント(カーテンなど)となります。

プラス造作や持込の家具類や家電、観葉植物、雑貨などで構成されます。

いくつもの素材や色、マテリアル、などなど。

「選ぶ」「選ぶ」を繰り返し、空間をカタチにしていきます。

家づくりにおいて、一番楽しくもあり、悩めるところでもあります。

(時には予算とのにらめっこも必要となります。これも大事です!)

 

車やバイク、服やコスメを選ぶのは皆さん何度も経験があるかと思います。

でも、家(ここでは内装)を何度も選んだという方はあまり(ほとんど)いらしゃらないはずです。

暮らしを構成するインテリアで、例えば照明一つとっても、その空間に適しているものを選ばなければ不快(不便)な空間になってしまいます。

なんとなく‥これ。これ。これ。で選ぶと‥ん?なんか違う?と言った結果になりかねません。

 

TOIROでは建築家との打合せで、お家の主要デザインが確定した後、引き続き専門知識を持ったコーディネーターがご要望に寄り添って、しっかりサポートいたします。

建築家の先生との打合せにはコーディネーターも同席して、趣味嗜好なども一緒に伺っていきます。

せっかくの家づくり、ポイントをおさえて「ご自分にあわせた居心地のいい快適な空間」にしていきましょう。

 

インテリアを決めていく際、ある程度TPOに合わせた空間づくりのルールもありますが、

理屈ではなく、「なんとなく好き」というご自身にしかない感性が「居心地のいい空間」につながると私は思います。

「なんとなく好き」と言った感覚も建築家とのヒアリングなどで、実はご自身が気が付かない共通項があったり、具現化することが出来ます。

押しつけではなく「住む方自身に合わせた空間」これが一番大切なポイントとして提案させて頂いてます。

 

好み、嗜好もまさに十人十色。

 

次回からは、インテリアを構成するパーツごとに選び方などのポイントをお伝えしていきます。

 

次回へつづく・・

 

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