アフターコロナ

ウィズコロナ、アフターコロナ

 

こんにちは、スタッフの藤田です。

 

早くも1月下旬!

寒さにも慣れてきましたが、早く暖かい季節が来てくれると嬉しいです・・・

冷え、乾燥対策をしっかりとして、日々をお過ごしくださいね。

 

最近、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」という言葉を耳にする機会が増えました。

個人的な解釈では「ウィズ=今の状態」「アフター=コロナが終わった後」と思っていたのですが、

色々な記事を読んでみると、

「ウィズ=コロナ禍から始まり、ワクチンや特効薬などのツールを獲得するまでの期間」

「アフター=ワクチンや特効薬により、今の状況がコントロールできる状態」と考える意見が多いようです。

アフターはウイルスと共存することを前提として考えているので

ウィズだけでなく、アフターにも対応できる生活スタイルの確立が必要になりそうですね。

 

最近は、「アフターコロナに対応した家づくり」というタイトルをよく見かけるようになりました。

帰ってきてからすぐに手を洗える動線、ホームオフィス(書斎、ワークスペース)の設置など、

コロナ禍に対応できる間取りの要望が増えています。

 

これからの家づくりでは間取りも重要ですが、

それ以上に考えないといけないのは「性能」ではないかと思います。

 

コロナウイルス感染対策の1つとして、「換気」の重要性が挙げられており、

換気をすることによって3密の中の「密閉」という部分がクリアされます。

一般家庭での適切な換気の目安は、

換気回数を毎時2回以上(30分に一回以上、数分間程度、窓を全開する)、と言われていますが・・・

1時間に何回も窓を開けるのは手間がかかりますし、何よりも寒いですよね。

 

この状況下で有効になるのが「24時間換気システム」

元々は、壁体内結露などが原因で引き起こされるシックハウス症候群の対策として、

2003年以降は全住宅の24時間換気が義務付けられています。

2時間に1回の計画換気で窓を開けずとも室内の空気を入れ替えてくれるというシステムはコロナだけでなく、

インフルエンザなどの流行時や日常での生活にも嬉しい機能ですよね。

 

ただ、24時間換気システムがついているからと言っても、適切な換気がされているとは限らず・・・

このような換気の仕組みはあくまでも住宅の気密性能が確保されていて初めて成り立ちます。

気密とは、家の中の小さい隙間のことで、ここが不十分だと、

換気のために取り込んだ空気が隙間から漏れてしまい、

ルート通りの換気ができず汚れた空気が家中に溜まってしまいます。

また、気密性能は断熱性能にも影響をするところでもあるので、

24時間換気があるから安心!と思わずに、計画換気が担保される様、気密性能もセットで考えてみてくださいね。

 

「気密性能とは?」「名前しか聞いたことないかも・・・」という方、

まずは住宅性能の基本についての知識をつけることをおすすめします。

家づくりを始めたばかりで住宅性能のことについて学ぶのはなかなかハードルが高いかもしれませんが、

一生に一度の家づくりを後悔しないためにも、

性能面で住宅会社さんの言いなりにならないためにも、

自分たちの中でしっかりとした判断基準を作ってください。

 

TOIROでも性能についての勉強会を行い、

これからの建てるべきなのはどんな家なのかを工務店目線でお伝えさせて頂きます。

ご興味のある方は、一度お問い合わせください!

これからの家づくりは、アフターコロナにも対応した家づくりを求める方が増えてくるかと思いますが、

長く住むからこそ、間取りだけでなく住宅の性能にも目を向けて、環境を整えてもらえたらいいなと思います。

 

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今年もTOIROは勉強会や見学会などのイベントを行いますが

昨年に引き続き感染症対策をしっかりと行った上で開催致します。

2021年最初の勉強会は、1月31日(日)、玉野市産業振興ビルにて開催を予定しております。

詳しくはこちらから → 「第41回 後悔しないための賢い家づくり勉強会」

日程が合わないという方は個別での勉強会も可能ですので、お声がけください!

 

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