【スタッフインタビュー】TOIRO 代表 岡 俊宏

TOIROでは少数精鋭のスタッフで、みなさんの家づくりを丁寧にサポートしています。そんな私たちのことを少しでも身近に感じていただければと思い、ブログでもスタッフをご紹介しています。

 

今回話を聞いたのは、TOIRO 代表の岡 俊宏(おか としひろ)です。

 

まず、岡さんの普段のお仕事内容を教えてください。

私は主に、リノベーション関係の営業・設計・現場管理を担当しています。ほかにも、建築家の先生が設計した図面をもとに協力業者さんが家を建てる際に必要な施工図を作成したり、工事に関するアドバイスをしたりとTOIROでは裏方業務が多いですね。

 

また木造住宅耐震診断員として、耐震改修を考えられているお客様の住宅を調査し、耐震改修の有無を判断したり、耐震改修の計画を立てたりする業務も行なっています。

 

 

岡さんが「TOIRO」を立ち上げたきっかけを教えてください。

以前は、建てて30年程度で建て替えが必要という家が多くありました。世代が変わるということもありますが、その家を引き継ぎたいと思わせる魅力が感じられないことも原因だと思います。またリノベーションするにしても構造躯体の劣化が激しく構造躯体の修繕費に費用がかかり間取り、内装に費用が掛けられないことが多々あります。

 

このように世代が変わる時、家の住人が変わる時に「この家を引き継いでいきたい」と思ってもらえるような家造りをしたいというのが「TOIRO」を立ち上げたきっかけです。

 

木造建築には何百年と立ち続けている建物があるにも関わらず、なぜ今の住宅は構造躯体の劣化が激しいのでしょうか。何百年と立ち続けている木造建築物には気密という概念も、断熱という概念もありません。あるのは湿度の管理のみです。

 

これまでの住宅は、気密と断熱が中途半端なまま欧米から持ち込まれ、日本の環境に合わせた湿度の管理をしていませんでした。そのことにより壁の内部、及び表面に結露が起こり、結露が原因でカビが発生。さらに結露によるカビが原因で白蟻を呼び寄せやすくなり、腐朽してしまうといった負の連鎖により構造躯体が傷んでしまっていたのです。

そこで、「今の住宅に必要なものは何か、しかも快適、健康に」と考えました。

それを満たす家が「TOIRO」の家です。

 

また家に魅力を感じてもらうには、古さを感じさせないデザインも重要だと考えています。30年前、40年前に建てられた住宅でも「おっ!かっこいい」と思う家はあります。お客様一人ひとり、ご家族全体のライフスタイルに合わせた間取りを実現するのが第一ですが、そこに何十年経っても飽きのこないデザインを融合させるためにはアトリエ建築家のアイデア、提案力が必要です。

 

お客様が何十年というローンを組み建てた家が自分たちを健康にし、かつ永く残っていく。

将来大きくなった子や孫達に、「このおうち、大好き」と言ってもらえる。

そのような家をお客様にご提案したいという思いで「TOIRO」を立ち上げました。

 

これから家づくりを考えている方へ、メッセージをおねがいします。

家を建てたいとなったら、ぜひ何十年か先のことを考えてほしいです。もちろん今も大切ですが、家はこれから40年、50年と長く住む場所になります。若い頃は良かったけれど、年月を重ねたときに大き過ぎる家になっていないか、使わない部屋(物置部屋)が何部屋もある暮らしをしていないか……。

「もったいない」ということにお金をかけ過ぎないように、想像を膨らませて家づくりをすることが重要です。

 

なかなか想像することは難しいことですがスタッフや自身の経験談、30年以上前に建てられたOBのお客様の声などを参考にアドバイスできたらいいなと思います。

50年先でも「建てて良かった」と思える家を手に入れましょう!

 

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