条件がいい=理想の土地とは限らない。土地探しのポイントは?

岡山市を中心に、岡山県内での高気密・高断熱の家づくりをサポートする「TOIRO」。建築家による設計で、“十人十色”の注文住宅をご提案しています。
前回の記事では、「予算オーバーを防ぐには、土地は最後に決めるのがおすすめ」とお伝えしました。そこで今回は、失敗しない「土地探しのポイント」をご紹介します。
デメリットは設計で変えられる

まず知っておいていただきたいのは、土地の“条件”は、設計の工夫でカバーできるという点です。
一般的に「安い土地」とされるのは、旗竿地や変形地、狭小地、北向きの土地。
日当たりや使い勝手の面で懸念されることが多く、敬遠されがちな条件です。
ですが、TOIROでは建築家がその土地の個性を読み取り、日当たりや外からの視線など、気になる部分を設計でカバーしたプランを提案。
土地の特性をしっかり調べた上で設計し、暮らしやすく快適な家を叶えます。
人気の土地がベストな選択とは限らない
一般的に人気があるのは、日当たりの良い東南の角地。
二方向に道路があり、光も取り入れやすく、駐車計画も立てやすいなど、確かに条件としては魅力的です。ただしその分、価格は高く、場合によっては予算を圧迫することも。
また、「子どもたちやペットがのびのび過ごせる庭がほしい」「リビングでは、人目を気にせず過ごしたい」といった希望がある場合、角地の開放感が逆にデメリットになることもあるのです。
土地の条件が良すぎて、自分たちの暮らしに合わなくなる。
そんな“オーバースペック”状態が起こることもあるため、家づくりを土地探しからスタートさせることはおすすめしません。
土地を決める前に、暮らしを描こう

大切なのは、「どんな暮らしがしたいか」を先に描くこと。
その夢を叶えるための住宅の予算を立ててから、その条件に合った土地を探すほうが、住まい全体のバランスが取りやすくなります。
もちろん、土地は価格だけでは判断できません。
水道・下水管などインフラの整備状況や、高低差による造成費の有無など、見えにくいコストも存在します。
たとえ土地代が安くても、建築に必要な整備費がかさめば、結果的に高くついてしまうこともあるのです。
TOIROでは、設計だけでなく土地探しからのご相談も歓迎しています。
建てたい家のことを一緒に考えながら探していくことで、土地選びにかかる無駄な出費も、迷いもぐっと少なくなるはずです。
「マイホームがほしいけれど何からはじめたらいいかわからない」
「資金計画や土地探しまで、トータルでサポートして欲しい」
そんな方はぜひ一度、TOIROにご相談ください。
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