【家づくり勉強会】予算オーバーを防ぐために。資金計画のポイントは?

岡山市を中心に、岡山県内での高気密・高断熱の家づくりをサポートする「TOIRO」。建築家による設計で、“十人十色”の注文住宅をご提案しています。
「このくらいならいけそう」と何となく決めた予算。実はそれが、理想の住まいから遠ざかる原因になっているかもしれません。
■まずはライフプランに合った資金計画を

家づくりにおいて、最初に考えるべきは「いくらまで出せるか」ではなく、「将来にわたって無理のない資金計画かどうか」。収入や支出、子育てや老後まで含めたライフプランと照らし合わせて、予算を組み立てることが大切です。なんとなく決めた数字では、後から「足りない」と気づくケースも少なくありません。
ただ、家づくりは大きなお金が動くことから慎重になり、予算を極端に抑えてしまう方もいます。そうなってくると問題になるのが、望んでいる間取りや性能、デザインとのバランスです。
まずは「そもそもこの予算は適正なのか」を考える視点も大切です。
そこでおすすめなのがプロへの相談です。TOIROでは、「資金相談会」を随時開催しています。お金の動きをシミュレーションしながら、ライフプランの設計をしっかり行うことで、無理なく適正な予算を一緒に考えていきましょう。
■優先順位と“決める順番”がカギ

予算を決めたら、「何を重視するか」を考えていきます。
デザイン、性能、土地の立地や広さ…。思い描くすべてを叶えるのは難しいということも多いです。そのため、自分たちにとってゆずれない条件を整理する必要があります。
そのうえで、進め方にもコツがあります。
おすすめは、「資金の総額」→「建物にかける金額」→「土地にかけられる金額」の順で決めていくことです。
土地を先に決めてしまうと、建物の予算が圧迫されて、思い描いた性能やデザインが実現できなくなることもあります。土地は、場所や条件によって価格が大きく異なるため、意外と調整しやすい部分。建物にいくらかけるのか、求める性能や広さをしっかりイメージして、バランスを見ながらトータルで予算を調整していくことが大切です。
とはいえ、初めての家づくりで、土地・建物・予算すべてを一人で最適化するのは至難のわざ。だからこそ、早い段階でプロに相談するのがおすすめです。
TOIROでは、予算の立て方から土地探し、設計プランのご提案まで、ご家族にとって無理のない進め方を一緒に考えていきます。
家づくりの予算で悩まれている方は、お気軽にご相談ください。
☆次回のブログでは、予算内に収めるために知っておきたい土地選びの具体的なポイントをご紹介します!
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