WORKS施工事例

心地よくひらく平屋の家

瀬戸内市

Design 設計 /
田野 滋一 氏(田野アトリエ一級建築士事務所)
敷地面積
180.80㎡(54.69坪)
延床面積
81.98㎡(24.8坪)
施工面積
89.43㎡(27.05坪)
C値
0.15 ㎠/㎡
UA値
0.33 w/㎡・k
担当スタッフ
磯野 孝仁

伸びやかな空間を生み出す

パッシブデザインの住まい
開放感が感じられる土地購入をきっかけに、「緑を感じる家」を建てたいとご相談をいただいたI様ご家族。
これまで暮らしていた賃貸アパートは、夏は暑く・冬は寒いということもあり、高気密・高断熱の家で快適な暮らしをご希望でした。
完成した「心地よくひらく平屋の家」は、TOIROが得意とする高気密・高断熱をはじめとした機能性と、開放的で暮らしやすさの中に遊び心を感じる心地よいデザインが両立しています。

リビング、土間、玄関ポーチ、庭が一直線にある伸びやかな間取り

「リビングと庭がつながっているかのような、開放感ある空間にしたい」。そんなI様のご要望を汲み取り生まれたのが、ダイニングキッチン、リビング、土間が玄関ポーチを兼ねたタイルテラス、その先の庭まで一直線につながった伸びやかさを感じる間取りです。LDKの掃出し窓からは四季で表情が変わる植栽が日常に溶け込み、心豊かな暮らしを彩ります。

自社製材の杉を貼った勾配天井を採用することで、自然素材の心地よさと開放感が生まれたリビング。高窓を配置することで、日の光をしっかりと差し込むことができ、北側のリビングながら部屋の奥まで明るく照らしてくれます。また、外からの視線を感じることもなく、プライバシー性が保たれることもメリットです。

キッチンは空間を効率的に利用できる壁付きに。ダイニングスペースには5段の棚を造作し、ファミリーライブラリーとしてご夫婦愛読の本やお子様が楽しむ絵本や図鑑をたっぷりと並べています。さらにパントリーにはカウンターを設置。在宅で働く奥様の書斎スペースを併用しています。

外と内をゆるやかに繋ぐ土間

土間は、上がり框(かまち)を斜めにカットすることで、視覚的な広さと伸びやかさを演出。リビングと玄関ポーチをゆるやかに繋ぐ空間は、OSBボードを採用しご主人の趣味であるダーツボードを設置しました。玄関からの帰宅動線にはたっぷりの土間収納もあり、お子様の通園準備もスムーズです。

玄関だけでなく土間からも行き来できる玄関ポーチは、アウトドアリビングとして活躍する空間に。見上げると、空を切り取るように上部を開口した設計に。採光はもちろん、開放的な空間の演出に一役買っています。雨が降っても濡れることなく出入りできるのもポイントです。

庭には通行者の視線が気にならないように綿密に高さにもこだわったフェンスを設置し、プライバシーを確保。植栽が映えるヒノキのフェンスは快適なおうち時間を過ごすためのキーアイテムです。

家事が楽になり、風通しが良い回遊性ある間取り

家の中心にある収納スペースを中心に、回遊性のある間取りとなったI様邸。敷地環境から家の南側には寝室や書斎、子ども部屋などプライベートスペースを集約しています。

「夜にまとめて洗濯物を片付けたい」とのご要望から設けたのは、たっぷり干せるランドリールーム。脱衣室を兼ね、さらに3帖のウォークインクローゼットも隣接しているため、家事動線はコンパクトにまとまっています。

平屋ならではの回遊性あるコンパクト設計の中に、伸びやかで心地よい空間を生み出したI様邸となりました。

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