WORKS施工事例

家族の日々をつつむ家
岡山市南区
- Design 設計 /
- 野村 庸高 氏(アキアーキデザイン一級建築事務所)
- 敷地面積
- 189.99㎡(57.47坪)
- 延床面積
- 96.88㎡(29.31坪)
- 施工面積
- 114.26㎡(34.56坪)
- C値
- 0.55 ㎠/㎡
- UA値
- 0.40 w/㎡・k
- 担当スタッフ
- 磯野 孝仁
家族だけの開放的な空間を
アウトドアリビングのある家
完成見学会やイベントなどをきっかけに、TOIROを訪れてくださったのがK様ファミリー。
家づくりで叶えたいことはあるものの、デザインについては具体的なイメージがなく、建築家へ要望を伝えながら理想の家づくりを進めていきました。
そんなご家族の希望を建築家が丁寧に汲み取り生まれた「家族の日々をつつむ家」をご紹介します。

ウッドデッキとつながる無垢床のLDK
大小、まるで親子のような切妻屋根が並ぶ印象的な佇まいの「家族の日々をつつむ家」。玄関ポーチの軒天に貼られたレッドシダーが温かさをプラスしています。
LDKは吹き抜け天井、さらにウッドデッキとフラットにつながることで見た目以上の広がりを感じる空間です。杉板をヘリボーン貼りした壁が、より奥行きを感じさせてくれます。足元は落ち着いた色味やコントラストで意匠性が高いアカシアの無垢床を採用。夏でもサラサラとした肌触りで、お子様だけでなく大人も裸足で歩くのが心地よく感じます。

リビングを望むペニシュラキッチンには、ペンダントライトとニュアンスカラーの壁紙を組み合わせることで、おしゃれなカフェのような雰囲気に。柔らかな印象が魅力的なペールトーンのキッチン台は、タカラスタンダードの「オフェリア」。たっぷり入る前面収納を採用されました。
キッチンのお隣にあるのは、お子様たちが遊んだり、お昼寝したりして楽しめる畳の多目的スペース。キッチンで作業をしながら、お子様の様子を見守ることができます。お子様がお絵描きしたり、絵本を読んだりするのにぴったりの高さの造作カウンター付きで、おもちゃなどを収納するにもぴったりのエリア。来客時にはロールスクリーンで隠すことができるのもうれしいポイントです。
リビングから出入りできるウッドデッキは第二のリビングとして活躍します。人通りのある道路とは反対に位置するので、人の目を気にすることなくプライベートな空間でお子様はのびのびと遊べ、大人はゆったりとくつろぐひとときを。夏にはプール、バーベキューなど楽しむこともできます。

家族が並んで準備できる脱衣洗面室
水回りを含む家族のパブリックスペースは、すべて1階にまとめることがご希望だったY様。洗面脱衣室やバスルームのほか使用頻度が高い季節ものを片付ける収納スペースを1階にまとめています。脱衣洗面室には、家族が並んで身支度できるように長いカウンターを設置。カウンターは収納棚を兼ねていて、タオルや衣類を納めることも可能です。
2階は家族のプライベートルームがそろいます。子どもっぽくなり過ぎないストライプ柄のアクセントクロスを用いた子ども部屋は洋室に、夫婦の寝室は杉フローリングと畳を組み合わせた和の空間に。「自分のものは自分で管理できるようになってほしい」との希望から、クローゼットは各部屋に用意されています。

収納力抜群!遊び心あるL字通路の玄関
玄関は、4人家族がそろってお出かけ準備が整えられるように、スペースを広く使うことができるL字通路の玄関に。玄関奥には、ロールスクリーンで目隠しができるたっぷりのシューズクローゼットも用意しています。かわいい家形のニッチと星形のペンダントライトが可愛らしい、遊び心ある空間です。
